ずーっとももかについてきていいんだよ♡

キミはももかについてきたい?

……まあ、聞くまでもなく今サロンにいることがキミの答えかな♡

ももかはねえ。
キミがついてきてもついてこなくても、ほんとはどっちでもいいんだぁ♡

いじわるな言い方かな?

でも考えてみて?
キミはももかに人生を導いてほしいって思ってるよね♡
つまり、ももかは常にキミの先を歩いてるし、だからこそキミのご主人さま足り得るわけ。
逆にキミが犬だろうが従者だろうが奴隷だろうが、ももかの後ろをついてきたいならちゃあんとじぶんの足で歩いてくれないとももかは困るの♡
犬を力ずくで引っぱって歩かせるご主人さまなんて見苦しいでしょ♡

キミはキミの意志でももかについてきてるし、ももかはももかの意志でキミがついてくることを許可してあげてるの。
これってふだんはあんまり意識しないかもしれないけど、とってもだいじなことなんだよ?
許可なくヒトの後ろにずっとついていくなんて、ただのストーカーだしね♡

それに、ももかのペースに合わせて一緒に歩くこと自体がキミにとって意味のある行為なんだよ♡
それがももかからのご褒美でもありキミへの罰でもあるからね♡
ももかの後ろを歩く許可をあげることがももかからのご褒美。
じぶんの足で歩くことがキミに与えられた罰。

ももかと歩くことで、キミは1人だと決して行けないような場所に行けるし、決して見られなかったような景色を見ることができる。
なにより、1人で歩くよりもずっと速いペースで進むことができる♡
ももかがそばについててあげてるから、そのスピードに足をとられて転ぶこともない♡

ただし……

ももかはキミのために先へ進むことをあきらめたりしないから、もしキミが「もう歩きたくない」って歩みをとめたら、ももかはキミを置いてくよ♡
キミに歩く意志がなければ、ももかが引っぱっても叩いても意味なんてないもん。
ざんねんだけど、キミを背負ったまま歩いてあげるほどももかはあまくないの♡
でも逆に、キミに歩く意志がある限り、ももかはきちんとその場で立ち止まって待っててあげるし、キミのことをやさしく励ましてあげる♡

前にもかいたけど、じぶんの足で歩くのってしんどいよね。
知ってる♡

キミが歩くのに疲れて、オアシスの蜃気楼に惑わされたまま干からびたいならそれでもいいよ?
ももかはそれを否定したり責めたりしない♡
ただ、一緒に共倒れは絶対にしてあげないからね♡

疲れたならすきなだけ休めばいいの。
……まあ、あんまりのんびりしてたら置いてくけどね♡